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タイピング、(一部)やめました - 生成 AI 時代の音声入力活用術

本記事は UPSIDER Tech Advent Calendar 2025 の12月9日公開の記事になります。

UPSIDERのアドベントカレンダー2025 では、Tech・Corporate・Bizの3つに分かれて、それぞれのチームメンバーが日替わりでさまざまな内容をお届けします。

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はじめに

支払い.com バックエンドエンジニアの Kubota です。

皆さん、音声入力は使っていますか?私はここ数ヶ月で音声入力を使う機会が激増しています。

一方で、私の観測範囲では「使ってないよ」という人も結構多い印象です。

この記事では私なりの音声入力の使い方について紹介します。「音声入力ちょっと試してみようかな」と思うきっかけになれば嬉しいです。

私が音声入力を使うようになったきっかけ

生成 AI を使った開発に依存してしまった私は、ある日気づきました。

「あれ、タイピングでは生成 AI のプロンプトの自然言語ばかり書いていて、プログラムはあまり書いてないぞ🤔」と。

続けて「じゃあ、いっそのこと全部音声入力してみるか」という雑な発想に至り、そこから私の音声入力ライフが始まったのです。

まずは設定

OS 標準搭載の音声入力を使うのが手っ取り早いです。 普段私が使っている macOS では、設定 → 音声入力からトグルスイッチを ON に、あとは好みのショートカットキーを設定するだけ。10 秒で準備完了!

気になる精度ですが、個人的に macOS の音声入力は 70 点くらいです。ただし、生成 AI に校正・校閲してもらうことで 100 点に近づくのであまり気にしていません。

音声入力に向くこと

音声入力が活躍する場面の一つは、生成 AI の力を借りて抽象度が高い課題を分解・整理する時だと思っています。

大きくて難しい問題に着手するのは、なかなか腰が重いですよね?そんな時は、音声入力を使ってとりあえず頭の中にあるものを吐き出してみましょう💭

  • ○○な課題があります。
  • でも△△な制約があって、...
  • あ、そういえば□□な点にも注意しなければならなくて、...
  • で、解決するためにはどう進めていけばいいかな?

もちろんタイピングでもできます。
ただ、音声入力はタイピングの数倍速いうえ、個人的には声に出すことで連想が広がりやすいと感じています。「そういえばあれも…」「あ、これも…」と関連する情報が次々と浮かんできます。

試しに「良い習慣を身につけるためのアプリケーション開発」というテーマで、音声入力でプロンプトを作成し、Claude Code に投げてみます。

この時、以下 2 点を心掛けてみてください。多少雑でも、生成 AI がうまく解釈してくれることが多いためです。

  • 文章が支離滅裂でも気にしない
  • 多少の誤字脱字は気にしない

以下が実際のやり取りです。プロンプトには誤字脱字もあり高品質とは言えませんが、応答は悪くないですよね?続けて音声入力を使ってフィードバックを繰り返せば、期待する出力に近づくはずです。

何をしても三日坊主で終わってしまうので、良い習慣を身に付けるためのアプリケーションを開発したい。
いきなり幸福可な。目標設定をしてしまうと挫折するので不可は徐々に増やしていける設計としたいです。
モチベーション維持したいので目標達成するたび肯定してほしいと成果を振り返って仲間と共有できると良い。
決まった時間にやることで続きやすいと聞いたことがあるのでリマインダー昨日も欲しい。
他も習慣化ができるなら何でもいいので効果的なことが何かあれば提案して
最後に必要最低限の機能でリリースするためのロードマップを書いて。
そもそもこのの開発が三日坊主で終わってしまわないような対策も教えて。

# ここまでが音声入力したプロンプト(細かいことは気にしない☝️)
# 以下にタイピングで入力するとしたら、のプロンプトを載せておきます。
#
# 何をしても三日坊主で終わってしまうので、良い習慣を身に付けるためのアプリケーションを開発したい。
# いきなり高負荷な目標設定をしてしまうと挫折するので負荷は徐々に増やしていける設計としたい。
# モチベーション維持したいので目標達成するたび肯定してほしい。成果を振り返って仲間と共有できると良い。
# 決まった時間にやることで続きやすいと聞いたことがあるのでリマインダー機能もほしい。
# 他にも習慣化できるなら何でもいいので効果的なことが何かあれば提案してほしい。
# 最後に、必要最低限の機能でリリースするためのロードマップを書いて。
# そもそもこのの開発が三日坊主で終わってしまわないような対策も教えて。


⏺ 習慣形成アプリの開発、とても良いアイデアですね!そして「開発自体が三日坊主で終わらない対策」という
  視点、非常に重要です。実際、多くの個人プロジェクトがそこで挫折します。

  🎯 効果的な習慣形成手法の提案

  すでに挙げられている優れた機能

  1. 漸進的な負荷増加 - 挫折防止に必須
  2. ポジティブフィードバック - 継続のカギ
  3. リマインダー機能 - トリガーとして重要
  4. 成果の共有 - 社会的コミットメント効果

  追加で効果的な手法

  1. ストリーク(連続記録)の可視化
    - 「○日連続達成」を大きく表示
    - 途切れさせたくない心理を活用
  2. 2分ルール
    - 習慣は「2分でできること」から始める
    - 例:「30分読書」→「本を開く」
  3. if-thenプランニング
    - 「朝食後に」「帰宅したら」など条件付き設定
    - リマインダーと組み合わせて効果的
  4. 柔軟な達成基準
    - 「最小・標準・理想」の3段階
    - 完璧主義を防ぐ
  5. 視覚的な進捗
    - カレンダーで達成日を色分け
    - 月間・年間の達成パターン可視化
  6. リカバリー機能
    - 1日休んでも「2日以内に復帰すればOK」
    - 完全な失敗ではなく一時的な休憩として扱う

  🚀 MVPロードマップ(超シンプル版)

  🎯 Phase 1: 最小限MVP(1週間)

  目標:自分が使える最小機能

  Day 1-2: セットアップ
  - プロジェクト初期化
  - 技術スタック決定(後述)
  - 基本画面レイアウト
  
 (以下略)

まだ音声入力では今ひとつなこと

予想はできますがシェルコマンドの入力など、正確性が求められる作業では音声入力よりタイピングの方が有利です。

文章生成や思考の整理といった「大枠を作る作業」には適していますが、正確さや構造を重視するフェーズにはまだ不向きですね。

おわりに

音声入力、使ってみると活躍の機会は意外に多いと感じています。

仕事以外でも、散歩や買い物中に浮かんだアイデアをスマートフォンに音声入力でメモする機会が増えました。快適すぎて「もっと早く使えばよかった🤦」と後悔しています。

今後は Aqua Voice や superwhisper などの AI 音声入力ツールも試してみたいなと思っています。

ここまで読んでいただいた皆さんも、ぜひ音声入力という選択肢を頭の片隅においてみてください!

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